DMAT事務局長
小井土 雄一/Yuichi Koido
ごあいさつ
DMATは本年、創設20周年という大きな節目を迎えました。発足以来、現在では約1,800チーム・19,000名を超える隊員が登録し、全国の災害現場で被災者救済のために献身的な活動を続けてきました。災害が発生すればDMATが迅速に駆けつける——その姿は、いまや多くの国民に広く認知され、日本が世界に誇る災害医療体制の一つとなりました。
この20年の間、DMATは数々の災害に出動し、多くの命を守るために力を尽くしてきました。一方で、活動を通じて明らかになった課題も少なくありませんでしたが、その都度、現場の声に向き合い、改善策を積み上げることで、体制は着実に強化されてきました。この発展は、何よりもメンバー一人ひとりの不断の努力と、関係機関の皆様の支えによるものです。
今後、南海トラフ地震や首都直下地震といった国家的危機が懸念されています。こうした大規模災害に備えるため、DMATは引き続き研鑽を重ね、隊員一丸となって、国民の生命と健康を守る使命を果たしてまいります。
【職種】
医師
【学歴】
昭和59年3月 埼玉医科大学卒業
【職歴】
- 昭和59年6月
- 日本医科大学 救急医学教室 入局
- 昭和63年~平成2年
- クイーズランド肝移植機構 留学(オーストラリア)
- 平成9年10月
- 日本医科大学 講師
- 平成19年4月
- 川口市立医療センター救命救急センター 部長
- 平成20年4月~令和2年3月
- 国立病院機構 災害医療センター 臨床研究部長
- 平成21年4月~29年3月
- 災害医療センター 救命救急センター長(併任)
- 平成22年4月
- 厚生労働省DMAT事務局 事務局長(併任)
- 平成27年2月~31年2月
- 日本災害医学会 代表理事
- 平成28年4月~31年3月
- 国際緊急援助隊支援委員 委員長
- 令和2年4月
- 国立病院機構本部 DMAT事務局 事務局長
- 令和7年4月
- 国立健康危機管理研究機構 危機・管理運営局 DMAT事務局 局長
【活動実績】
〇国際救援
1994年11月27日〜1994年12月13日
インドネシア メラピ山噴火 国際緊急援助隊 専門家派遣(熱傷治療)
1998年7月21日〜1998年8月3日
パプア・ニューギニア 津波災害 国際緊急援助隊医療チーム(副団長)
1999年9月22日〜1999年10月3日
台湾 集集大地震 国際緊急援助隊医療チーム(団長)
2005年1月5日〜2005年1月18日
スリランカ スマトラ沖地震津波災害 国際緊急援助隊医療チーム(副団長)
2010年9月12日~9月25日
パキスタン 洪水災害 国際緊急援助隊医療チーム(副団長)
〇国内災害
東日本大震災、常総水害、熊本地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震、令和元年佐賀豪雨、令和元年台風15号、令和元年台風19号、令和2年7月豪雨、令和6年能登半島地震
〇国内対応
2000年 沖縄サミット、2008年 北海道洞爺湖サミット、2016年 伊勢志摩サミット、2023年 G7広島サミット、2010年日本APEC横浜、2002 FIFAワールドカップ、東京2020オリンピック競技大会
〇新型コロナウイルス感染症対応
・新型コロナウイルス感染症、武漢帰還者、ダイヤモンドプリンセス号対応
・厚生労働省新型コロナウイルス対策推進本部参与として活動
非常勤職員
- 国際医療福祉大学 特任教授
- 広島大学 客員教授
- 日本医科大学 連携准教授
- 埼玉医科大学医学部 客員教授
- 昭和大学医学部 客員教授
- 愛知医科大学医学部 客員教授
- 東京医科歯科大学医学部 臨床教授
- 東京医療保健大学大学院 看護学研究科 臨床教授
- 公益財団法人国際医療技術財団 シニアアドバイザー
所属学会役員
- 日本災害医学会 代表理事(2015年2月~2019年2月) 監事(2023年2月~)
- 日本救急医学会 功労会員
- 日本臨床救急医学会 評議員
- 日本集中治療学会 評議員
- 日本中毒学会 評議員
- 日本Acute Care Surgery学会 評議員
- 日本救命医療学会 名誉会員
指導医・専門医
- 救急科専門医 #721
- 日本救急医学会指導医 #188
- 外科専門医 #8229
- 日本外科学会指導医 #s006818
- 集中治療専門医 #030016
- 熱傷専門医 #00−010
- 外傷専門医 #090042
- 社会医学系専門医 #指17-171318
